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〜石川丈山 『雪』準備編③〜

今日は☆

連休明けの今日は、とても暑い日となりましたね!!


さて、今日は、丈山の書、「隷書体」について

簡単に書いていきたいと思います☆


私も丈山の書と向き合うまでは知らなかったのですが、

紀元前3世紀の、秦の時代、業務効率を上げるために公文書で用いられるようになった文字が、隷書なのだそうです。


「隷書」の由来として、下級役人(徒隷)が罪を得て獄中にあったとき、隷書を発明しこれを献上することで始皇帝に許されたという伝承もあるようです。


松山陣屋に遺された石川丈山のお軸の書も、もちろん隷書体です。

そのことを知らないうちは、オシャレな漢字〜♪と思っていました^^;

由緒正しい古代中国の漢字だったのですね。大変失礼しました。


『ああ、何となく分かる・・単なる堅い書・・』と思われるかもしれませんが、とても美しい、雅な掛け軸なので、当日、ぜひお楽しみにしていてください!!


詩仙堂に掛けられた作品は、殆ど隷書体でした★

(こちらは、詩仙堂にて写真を撮らせて頂きました。許可済)




私がなぜ、松山陣屋の遺品を通じて、江戸時代のことを語りたいのかというと、

実に日本らしい良い時代だったんじゃないかな〜と思うからです。


もう少し、徳川方の評価を上げていきたいと思うのです。


きっと、今を生きるヒントに繋がるんじゃないかな★


私は、大河ドラマ『篤姫』が大好きで、最後、江戸城無血開城のシーンで篤姫が大奥の女性に向けて強いメッセージを残していました。


「残したいのは、城でも家でもなく、徳川の心。徳川の生き方を、誇りを持って世の中に、子々孫々に伝えていって欲しい。それが最後の頼みじゃ」


そのシーンを見て、とても心を打たれ、私にでも出来ることをしよう!!!と

凄く思ったのです★


現実は甘くはない・・と思う、辛い事も多く、どこまで出来るのか

不安になることもしばしばですが、今は丈山のワークショップに集中したいと思います☆

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