今日は。久しぶりに気持ちのいい暑さの土曜日だな〜〜なんて
気分良く過ごしています☆
今、電車から川越付近の田んぼを眺めているのですが、緑が瑞々しくって
癒やされます☆ ん〜〜良いなあ♪
さて、今日は『吉原の遊び方』を書いていきたいと思います!!
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四方を水路で囲まれた吉原は、ある種、世間と隔絶された場所でした。
そのためか、吉原独特の作法がありました。
まず、道中を伴う特権を持った高級遊女と遊ぶには、引手茶屋(ひきてぢゃや)を通さなければなりませんでした。
これは一見、敷居が高いように見えますが、初めての客でも行けたので
馴染みやすかったそうです。
初めての客でも、引手茶屋は、客の好みと懐具合を聞いて、それに沿った
遊女を紹介してくれたそうです☆
また、引手茶屋を通さない遊び方もあったそうです。
中見世か小見世(浅草の商店街)に行って、張見世(はりみせ)をしている遊女から
探すこともありました。
張見世(はりみせ)とは、一階の通りに面していて、格子窓のついた部屋に 遊女たちが並んで座ることで、客はそこからお気に入りを探しました。
(きっと一度は写真を見たことがある、あの光景です!!!異空間ッ☆)
遊女を選んでいると、見世番があれこれと声をかけてくるので、決まったら見世番に伝えます。
見世番は、「遊女に客がついたこと」をお店に告げるとともに、ここぞとばかりに
酒や料理、芸者などの注文を聞いてきます☆
見世番は、少しでも多くのお金を使わせようと 少々強引に聞いてきます。
客は、料理をケチっては遊女のご機嫌を損ねるので、いくらか注文をしなければ
なりません★
(はたして男気発揮できるのか・・焦りますね!)
注文がまとまると、若い衆が2階に案内します。
このとき武士であれば、刀を遊女屋に預けなけれななりませんでした★
2階に上がると、初めての客はまず引手茶屋に通されます。
ここが、遊女と初めて顔を合わせる場所になります。
このとき、ここでは遊女が上座で、客が下座に座ることが決まりだったようです☆
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(参考『江戸の色町 遊女と吉原の歴史』)
〜つづく〜
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