今晩は☆
連日暑い日が続いていますが、漸く8月になりましたね✨
(砂漠化しそうな暑さですよね・・・)
8月といえば、学生時代、音楽を聴きながら海やドライブに行っていたな〜なんて
懐かしく思います(*´ω`*)
さて、今年の夏の床の間は・・・テーマは「海行かば」です✨
「海行かば」といえば、作者は大伴家持(やかもち)で、第二次大戦で よく歌われた国歌に次ぐ有名な曲かと思います☆
少し重いテーマに感じさせてしまうかもしれませんが、なぜ今これをテーマにしたのかというと・・・
時代は令和となり、
『令和』の基となった歌は大伴家持の父、大伴旅人が書きました☆
(令和には、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化は生まれ育つ」という意味が込められていましたよね!)
大伴家持を知らずして、令和の時代に文化は語れないなと思ったからです(*´∀`*)
今日はまず、「大伴氏」の簡単に説明をします!!
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大伴氏の祖先は、古事記に出てくる、天忍日命(あめのおしひのみこと)という天津神だと言われています
(え!?先祖が神様!?ってちょっとピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません(^_^;)信じることが難しい話ですが、聞いた話によると 猿の進化論が正しいとも限らないそうです)。
天忍日命は、アマテラスの孫ニニギノミコトが高天原から地上に降りるとき、
先導を行ったという近衛隊の役割を担っていた軍事氏族です。
(とても早くから天皇家に仕えていたのですね!!!)
時代は下り、天忍日命の子孫が、神武天皇の東征の際に、八咫烏の先導に部下を率いて、奈良への道を切り開いたことから道臣命(みちのおみのみこと)という名前を天皇から賜ったそうです✨
大和王権下では、物部氏と共に大連(おおむらじ)となり、軍事と政治を担当していました✨
平安時代には、淳和天皇の諱を避けて「大伴氏」から「伴氏」に替えたようですが、
新興貴族の藤原氏の台頭により、衰退していきました。
このように、大伴氏は、古くから天皇家のそばで奉仕してきた、軍事氏族のようですね☆✨
(引用「https://www.japanesewiki.com/jp/history/%E5%A4%A7%E4%BC%B4%E6%B0%8F.html」)
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(お盆の室礼といえば、ミソハギと蓮かな〜って♪掛け軸は来館時のお愉しみです(*´∀`*)笑)
(掛け軸の「海行かば」の一部です!扇を掛け軸にしたものです。私の祖父がついに昭和20年に赤紙が届き、招集され、戦争に向けて訓練に行こうとしたところ、終戦の8月15日を迎える事になりました★この扇は、祖父の招集を受けて、旧制中学の書道の先生が、書いて下さいました。多々色々な想いを思い起こさせて下さる、扇です。祖父も大変な時代を生きていたと感じます。因みにその祖父が晩年松山陣屋について研究をした結果、今の私に繋がります✨)
(今はピンクのサルスベリの花が見頃です✨)
(芙蓉の花も、満開に✨とても大きい!!!)
(大伴家持 肖像画 引用HP 「bushoojapan.com」)
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