今日は✨
今日はとてもいいお天気ですね!
気がつけば、桜が散り、黄緑色の若葉がとてもきれいで、空気がとても気持ちがいいです✨
(しかし、目に見えない黄砂への警戒心も捨てられません…)
さて 以前、川越城の姫様【慈貞院(貢姫)】について、ブログに書かせて頂きましたが、
川越にも立派な姫様が居たんだ〜…と感動しまして、
この度、佐賀にある徴古館より【愛娘への手紙ー貢姫宛て鍋島直正書簡集ー】という本を取り寄せました(*´∀`*)
父、佐賀の鍋島直政公が、愛娘である慈貞院宛に書かれた手紙は、196通残っているようで
幕末の川越藩主の他大名との付き合い、外国船到来の衝撃など書かれていて 大変貴重な資料です✨
興味深いので、今後少しずつ書いていきたいと思います!
安政3(1856)年5月頃のお手紙↓↓↓
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このところ いかがお過ごしですか、そのことばかり思っています。
佐賀は特段変わったこともなく、子供もみな達者で何よりのことと安心しています。
さて、大和殿(直侯)(慈貞院の夫)は、4月28日に江戸を出発されたとのことですが、国元(川越)が近いため さぞかし便利なことでしょう。しかし、結婚後、初めて藩邸で留守を預かることになるため、お貢(慈貞院)もさぞかし寂しいことかと、そのことばかり思っています。
出発は中川隊長も参上していたとのことで、賑やかだったことでしょう。出発前には毎日、ご一緒に食事され、夜も毎晩 お泊りだったとのことで、なおさら名残り多いことと思います。
なお江戸の様子を詳しく知らせて下さい。
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(引用『愛娘への手紙ー貢姫宛て鍋島直正書簡集ー』公益財団法人 鍋島報效会 出版)
(こちらがその本の一部です✨手紙はカラー写真入で、現代語訳まで書かれていました☆奇跡><)
(佐賀藩10代藩主 鍋島直正公✨幕末屈指の名君でありながら、父としての顔もあったところが 何とも微笑ましい…)
【川越藩 藩主松平家10代直侯(なおよし)の正室貢姫(慈貞院)32歳/明治3年の写真鍋島報效会所蔵】
(今日は皐月前の若葉がきれいです✨✨)
(手紙 原文の一部です…お〜〜難しい。㊤最初の一文 ㊦最後の一文)
(引用『愛娘への手紙ー貢姫宛て鍋島直正書簡集ー』公益財団法人 鍋島報效会 出版)
1856年ということは安政の大地震があった翌年みたいですが、江戸は大丈夫だったのでしょうか?
鍋島直正公のお母君である幸姫と、島津斉彬公のお母君の弥姫は池田公の娘で姉妹。従って両当主は従兄弟同士です。自分も偶然ですが、大学時代に鍋島公直系の教授から教わりました。背のすらっと伸びたスタイルの良い英国紳士のような風貌で、私の祖父と学習院で同級生だったそうで大変懐かしがられました。
佐賀の徴古館から取り寄せたとはスゴイですね!
お父様の愛情のこもった、心優しい文章に感動しました♡
現代のようにメールですぐに伝えられるわけではなく、何日もかかっての文通ですから、便りを待ち焦がれるお互いの思いは、さぞかしだったと思います。
お父様と娘様、お顔立ちが似ていらっしゃいますね。
娘様思いのご様子が伝わってきます!
達筆でいらっしゃいますね。力強さの中に優しさを感じます!
大変貴重な資料を有り難く拝読いたしました。
次回も楽しみにしております♪
新緑の美しい立派なお庭のお写真に、晴れ晴れとした気分になりました!
(* ˙˘˙)♡感謝デス♬*゜