今日は!
久しぶりのブログ更新になりました(*_*;
台風が通り過ぎ、今日はとてもいい天気です♫
皆様、今日はいかがお過ごしでしょうか・・?
実は先日、地元東松山の知人より、江戸友禅の着物を預かりました☆
(東松山に、江戸友禅染の有名な先生がいらして、縁があり、お借り出来ました✨)
そこで今日は気分を変えて江戸友禅について、書きたいと思います!
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『江戸友禅』とは、京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで、
【日本三大友禅】の一つと称されています!
そもそも、友禅染とは、江戸中期の元禄文化時代に、扇絵師の宮崎友禅斎が始めたと言われていています!
友禅斎の描く扇絵がとても人気があったようで、やがてその絵を着物にも描く様になった
ことがきっかけに【友禅染】というものが始まったそうです✨👘
まずは、京都の京友禅!
特徴は、「はんなり」✿
着物全体が豪華絢爛に描かれ、花鳥風月や有職文様がより優美に表現されています☆
(尾形光琳の世界観を思い起こしますね!まさに、王朝貴族のよう・・・)
宮中や公家風とも言われています✨
(引用 https://shanari.com/useful/19790/)
次に加賀友禅です!
加賀友禅は、「華麗」が特徴です☆
自然や古典をモチーフとした草花の絵が特徴的で、
金の刺繍が施されている京友禅に比べると、落ち着いていて武家風だと言われています✨
加賀五色(黄土色、藍色、紫、緑、エンジ色)が使われ、絵画に「虫食い葉」(わざと枯れた葉)を使うところも他の友禅とは違うそうです☆
(引用 https://store.shopping.yahoo.co.jp/kimonowayuukan/eha2029.html?sc_e=syia_algdtl_dmn)
(文章引用 https://kimono-nagami.com/kagayuuzenn/)
最後に江戸友禅✨✨
江戸友禅は、「粋」が特徴です☆
地味な単色のお着物ですが、目立たなくさり気なく華やかな文様が描かれているのが特徴です!
着物を着て歩いた時に、偶にめくれる生地の所に隠れ文様が施されていたり、まさに「粋」な江戸っ子精神を感じます♫
京都からスタートした友禅は、次第に江戸に伝わり、各大名はお抱えの染め師を江戸に住まわせました✨
染色には水が必要不可欠であるため、染師の多くは神田川流域を中心に浅草見附、日本橋に住み、日本橋に越後屋呉服店 (現在は日本橋三越) が開店すると、その染工場が神田川上流域の高田馬場付近に造られ、今もこの地域が産業の中心となっています!
江戸幕府から、何度も倹約令が発令され、金糸を用いた豪華な刺繍や、金・銀箔を重ねる装飾法も禁じられました。
そうした中、幕府とうまくやりつつ、お洒落を楽しみたい武士や町人の心意気によって、友禅は大流行し、発展を遂げていきます✨
江戸後期、化政文化時代に江戸友禅は最盛期を迎えます✨👘
(引用 https://story.nakagawa-masashichi.jp/craft_post/121748)
(当資料館に現在預かっている、江戸友禅です✨源氏物語〜〜✨)
(お姫様がいっぱいで、なんとも豪華な気持ち・・・)
(裾がなにかの節にめくれたら見える、花文様✿なんとも粋!!!)
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では、よい日曜日をお過ごし下さい!!!
江戸友禅をたっぷりと楽しませていただきました。
写真と説明のお蔭様で、大変詳しく分かりました。
ありがとうございます!
このように勢揃いして、お見事です❤