🍆🍅お盆まえ🥒
- strawberry19510410
- 2023年7月9日
- 読了時間: 2分
こんばんは☆彡
暑い7月に入り、暑い暑いと言っているうちに、お天王さまの日が近づいて来ました!!!
4年ぶりのところも多く、楽しみにしている方も多いんじゃないかな・・・♡
さて、今日は七夕が過ぎ、いよいよお盆が近づいてきたので、お盆らしく少しずつ模様替えをしています!
コメントには書いたのですが、日本では、七夕は星伝説ではなく、祖霊をお迎えするお盆の為に、穢を祓うための行事でした☆彡
どこか年末の大掃除に似ている風習ですね☆
江戸時代の川越でも、七夕では星伝説より、「天の川が洪水になれ!彦星織姫の会合なんてなくていい!」だとかいう、雨の降る雨乞いのほうを祈っていたという話を知り、確かに日本らしいな・・・と思いました☆
雨が降れば木が育ち、木は火を産み、火は土を産み、土は金を生む。
その巡りの循環の中で、やがて男女が出逢い、子が生まれ、生活の根を張り、国が続いて行くのだけれど…
まだ、科学の浸透していなかった江戸時代では、その土台となる自然の循環、特に太陽光と恵みの雨を求め、崇敬してきたことは、とても分かる気がします✨
そう!
中でも特に「水」は農耕の水でもあり、禊の水でもあり、生活にもお盆にも欠かせないものですよね☆
なので、今月の床の間は、水にちなんだ川の鯉の掛け軸にしました↓↓↓

(水の生き物、鯉✨鯉は急流を登りきり、龍となり、天に昇っていったという伝説があり、縁起物です。季節の笹がなんとも涼しげ(*´∀`*) でも、来月のお盆には、とっておきの掛け軸にしようと思っているので、お愉しみに(*´ω`*)笑)

(トンボといえば、前に進にしか進まない習性から「勝虫」と呼ばれる縁起物ですが、一方でお盆の時期によく見かけることから「先祖の霊を背中に乗せて運んで来る」とも言われています✨見えない亡きご先祖様たち。今年もお盆が近くなりましたよ✨)

(夏の収穫♫お庭のお野菜たち☆蔓物は「代々の繋がり」を表します。母なる大地から実る野菜に、命を感じます☆こうして繋がって行くのですね)

(岩の中に、眠っている猫ちゃん。隠れているつもりなのかな。笑)

(今はグラジオラスが見頃です♫カラフルなグラジオラスたち)

(因みに、グラジオラスはアヤメ科で、名前は古代ローマの剣であるグラディウスに由来しているそうです。葉が剣に類似しているからその名前になったそうですが、どこか日本で言う菖蒲に似ています✨)
では、暑いので程々に頑張りましょう〜〜♫また!!!
hikiyama311さん
こんばんは。今日もとても暑いですね・・・
江戸時代には、三大飢饉があり、1730年代の亨保の飢饉をきかっけに青木昆陽がサツマイモを全国で推奨しました。その推奨の中で、川越いもが発明されたことは有名ですが、川越藩時代に飢饉があったという話はあまり聞かないです。
江戸時代は、今よりずっと祈りの風習があり、川越では特に「火事」を恐れていました。
なので、家の障子格子の文様に菱形(菱=水草)にし、火の用心を心がけていました。
また、水無月(6月)は、今で言う7月に当たるのですが、水気の無い月に水気のものを食し、火気の夏を乗り越えようと『水無月』という三角のういろうの和菓子を食していました。呪術的な和菓子です☆彡
その七夕は、水で収穫を祈るでなく、厄払いや水気を乞う意味ももしかしたら、あったのかもしれません。
また分かったら書きます〜!!!
お庭のグラジオラスがとても華やかですね。
川越はこの時期、そんなに干魃に悩まされていたのでしょうか⁇
また、五節句の七夕の信仰と、お盆の信仰とは全く異なるものと思っていましたが、川越藩ではお盆のお祓いの意味があったという事は驚きです。
次回、お盆の床飾が楽しみです。